子どもが生まれたり、家族が増えたりしたタイミングで候補に挙がりやすいミニバン。

スライドドアで乗り降りしやすく、人も荷物も載せやすいことから、子育て世代に人気の車です。

でも、一口に「ミニバン」といっても大きさはさまざま。

フリードやシエンタのようなコンパクトなミニバンもあれば、セレナ、ノア・ヴォクシー、ステップワゴンなど、より室内に余裕のあるミニバンもあります。

「大きい方が便利そう」と選ぶ必要もなければ、「今は家族4人だから小さい方で十分」とも限りません。

今回は、子育て家庭がミニバンを選ぶときに考えてほしいポイントをご紹介します。

目次

1. まずはミニバンの「大きさ」を考えてみよう

2. 子ども2人なら「何をするか」と「何年乗るか」

3. 子ども3人なら、より大きなミニバンも検討を

4. 3列目を「どのくらい使うか」も大切

5. 「今」だけでなく、小学生以降の生活も考えてみよう

6. シートアレンジやバックドアも比べてみよう

7. 乗り心地も、家族みんなで確認してほしいポイント

8. リセールまで考えるなら?

9. 結局、子育て家庭にはどのミニバンがおすすめ?

9-1. あわせて読みたい

まずはミニバンの「大きさ」を考えてみよう

最初に考えたいのが、どのくらいの大きさが必要なのか。

フリードやシエンタのような小型ミニバンは、

  • 大きな車の運転に不安がある
  • 駐車場の大きさが気になる
  • 購入予算を抑えたい
  • 普段は少人数で乗ることが多い

といったご家庭に向いています。

特にお子さまが1人なら、まず候補に入れやすいサイズです。

お子さまが2人の場合ももちろん選択肢になりますが、ここからは「何人家族か」だけではなく、普段の使い方まで考えてみましょう。

子ども2人なら「何をするか」と「何年乗るか」

お子さまが2人でも、普段は送迎と買い物が中心なら、小型ミニバンで十分というご家庭もあります。

一方で、

  • アウトドアなどで荷物をたくさん載せる
  • 家族旅行が多い
  • 祖父母など家族4人以外も乗る
  • 長く乗り続ける予定

なら、セレナなどの一般的なサイズのミニバンも比較してみることをおすすめします。

特に忘れたくないのが、子どもは大きくなるということ。

今は小さくても、数年後には体も大きくなり、学校や習い事などで荷物も増えていきます。

5年、7年と長く乗る予定なら、「今ちょうどいいか」だけでなく、数年後の家族の姿も想像してみましょう。

子ども3人なら、より大きなミニバンも検討を

小型ミニバンにも6人乗り・7人乗りがあります。

ただ、「定員上は乗れる」ことと「家族で使いやすい」ことは別です。

特にお子さまが3人とも小さい時期には、チャイルドシートやジュニアシートが複数必要になることもあります。

そこに家族の荷物まで加わると、小型ミニバンではかなり手狭になる可能性があります。

お子さまが3人いるご家庭なら、セレナ、ノア・ヴォクシー、ステップワゴンなど、一般的なサイズ以上のミニバンから検討するのがおすすめです。

3列目を「どのくらい使うか」も大切

同じ小型ミニバンでも、車によって得意な使い方が違います。

例えばフリードとシエンタ。

どちらも3列シート仕様を選べますが、3列目の考え方には違いがあります。

フリードは、3列目に人を乗せる機会が比較的多い家庭と相性が良い車です。6人乗りなら1列目から3列目まで車内で移動でき、3列目の居住性にも配慮されています。

一方のシエンタは、3列目を2列目の下へ収納できるのが特徴。普段は3列目をしまって荷室として使い、「必要なときだけ3列目を使う」という使い方に向いています。

つまり、

3列目に人を乗せることが多い → フリード

3列目はたまに。普段は荷室を広く使いたい → シエンタ

という考え方もできます。

実際に現行車を比較すると、フリードは3列目の居住性や頻繁な出し入れ、シエンタは3列目収納後の荷室の使いやすさにそれぞれ強みがあります。

「今」だけでなく、小学生以降の生活も考えてみよう

子どもが小さいうちは、

「チャイルドシートが載るかな?」

「ベビーカーが積めるかな?」

と考えることが多いと思います。

でも、ベビーカーを使わなくなれば荷物が減る……とは限りません。

成長すると、今度は習い事や部活動などの荷物が増えてきます。

さらに近年は部活動の地域移行などもあり、保護者が送迎する機会もあります。

友達を一緒に乗せたり、保護者同士で送迎を分担したり、遠征に行ったり。

そうなると、「家族全員が乗れる」だけではなく、「人を乗せた状態でも荷物を積める」余裕があると便利です。

長く乗る予定なら、乳幼児期だけではなく、小学生・中学生になったときの使い方まで少し想像してみてください。

シートアレンジやバックドアも比べてみよう

ミニバンは各メーカーが力を入れているカテゴリーだからこそ、使い勝手にもさまざまな工夫があります。

例えば、

  • 2列目シートのスライド量
  • 3列目の収納方法
  • シートアレンジ
  • 汚れに強いシートや内装
  • バックドアの開き方
  • 後席の快適装備

など。

カタログ上の室内寸法だけでは分からない違いもたくさんあります。

毎日の送迎で使うなら、「この機能すごい!」だけでなく、自分の家族が実際に使うかどうかを考えながら比べてみるのがおすすめです。

乗り心地も、家族みんなで確認してほしいポイント

意外と見落とされやすいのが乗り心地です。

運転する人が「運転しやすい」と感じても、後席に乗る家族が同じように快適とは限りません。

特にお子さまが車酔いしやすい場合などは、後席の乗り心地も確認しておきたいところ。

試乗するときは運転席だけではなく、可能であればスタッフなどに運転してもらい、保護者の方自身が2列目や3列目に座ってみるのもおすすめです。

「後ろに乗るとこんな感じなんだ」と、運転席では分からなかったことに気づけるかもしれません。

リセールまで考えるなら?

長く乗るつもりでも、いつかは買い替える可能性があります。

そのため、売却時の価値=リセールを車選びのひとつの基準にする方法もあります。

ただし、リセールは車種だけでなくグレード、ボディカラー、年式、走行距離、その時の中古車市場などによって変わります。

「このメーカーなら必ず高く売れる」と決めつけず、購入価格や欲しい装備、使いやすさなどと合わせて考えるのがおすすめです。

結局、子育て家庭にはどのミニバンがおすすめ?

これは、本当にご家庭によって変わります。

お子さまの人数だけでなく、

  • 予算
  • 普段乗る人数
  • 荷物の量
  • 3列目を使う頻度
  • 旅行やアウトドアの頻度
  • 何年くらい乗る予定か
  • 運転しやすい大きさ
  • デザインの好み

まで考えると、「ちょうどいいミニバン」は家庭ごとに違います。

だからこそ、最後はぜひご家族で実際の車を見てみてください。

運転席だけでなく2列目、3列目にも座る。シートを動かしてみる。荷室を開ける。できれば試乗もしてみる。

カタログの数字だけでは分からない「この車、うちには使いやすそう」という感覚も、車選びでは大切です。

車マンではメーカーを問わずさまざまな車種を取り扱っています。

「小型ミニバンで十分?」「もう少し大きい方がいい?」という段階からでも、ご家庭に合った車選びをぜひご相談ください。

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